友人 体△心×

 

ラインの通知が来るたびに心臓がギュッとなる

開くのに勇気が要るが、開いてみると、どうしてこんなに怯えていたのかと思う

人から自分に向けられる思考が怖い

 

最近、人とうまく話せなくて自分は何てつまらない人間なんだと落ち込んでいた

が、それはただの脳の機能の低下で本来のわたしはペラペラとしょうもない話を話すのが好きな人間である

それが面白いかつまらないかは別として、、

 

脳の機能の低下に加え、ネガティヴな思考に支配されているので、

こんなこと話されても迷惑だろうな、気持ち悪いと思われるんだろうな

と勝手に先回りして何も話せなくなる

 

反射の反応としてとりあえず愛想笑いをしてしまうのだが、楽しくもなければ鼻に付く笑い方なので気をつけたい

しかし、愛想笑いまでなくなってしまったら、わたしはただの暗いコミュ力の低いつまらない奴になってしまう

 

心配されたくない気持ちと、鬱によって変な目で見られたらどうしようという気持ちから普通を装ってしまう

それにより、現実世界からSNS、連絡ツールでも普通の人間として生きることにより自分の心の溝を深めている

 

また、依存傾向だったはずが、人に対して全く依存出来なくなった

人という心の揺らぎを持つものを信じられなくなっている

いつ見離されるか、嫌われるか、気持ち悪がられるかと思うと信じられなくなる

全くの自分勝手である

 

鬱だからとはいえ、小康状態の時は外出も出来る

健康な人からすれば外出出来るならば元気ではないのかと思うだろう

全力を振り絞って外出しているのである

あなたが息抜きで遊んでいることに仕事かそれ以上の力を振り絞って取り組んでいるのである

それを理解して欲しいとは思わないが

どうか放っておいて欲しい

理解しようとしたら、きっと怒りを生む

 

人間失格を高校の図書館で読んだ時に、

自分と同じ人間が居ると安堵した気持ちを思い出した

悲観的になり過ぎている