なんで
なんで普通に働いて、普通に寝て起きて、普通に遊んで、普通に恋して
そんな簡単なことが出来ないんだろう
誰もわたしのこと気にしていない外の世界、分かっているはずなのに明るいうちに外に出るのは勇気がいる
この間もうどうにでもなりたくて、パニックを抑えるためにカフェインを控えていたけどレッドブルを飲んだ
幸い心臓がばくばくしただけで治ったけれど、反抗期の中学生のようなことをして何がしたいんだわたしは
中学生と言えば、わたしの反抗期は酷かったらしい。自覚はない
わたしは反抗していたのではなく、ただ逃避がしたかった
学校をサボって何をするでもなくブラブラしたり、不良の子達と夜な夜な集まったり、渋谷で補導されたり
何も刺激的ではなかったし、何も埋めてはくれなかった
周りの子たちはみんなバカだと思っていた
本気でバカをやっているバカ
わたしは何にも夢中になれなかった
いつも不安だった
居場所と呼べる場所がどこにも無い気がした
自分が存在している意義が分からなかった
別にそんなものそもそも存在していないんだろうけれど
そんな中学生の頃から何も変わっていない
何をしている時も心から楽しめたことがない
悲しみや憎しみには敏感なのが面倒だ
そうだ、わたしは面倒なんだ